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風呂敷は包み方アイデア次第で枕カバーに変容!

風呂敷とは日本古来のバッグであり、運搬の役目を果たす便利なアイテムなのです。
単に運搬やカバン替わりをするだけではなく、その用途は多岐にわたります。

 

お客様など先様に贈り物を届けるときに、一枚風呂敷で包むだけでその粗品も一気に
グレードアップし、先様に丁寧に丁重に贈り物を差し出し届けることができるように
なるんです。

 

風呂しきを使っているだけでマナーや良識、礼儀をわきまえた人という印象を与える
こともできます。

 

そして文様が実に様々あり、目を楽しませることもできるんです。それゆえ物を運搬する
以外に、その風呂しき自体を額に入れて飾ったり、テーブルセンターやクロスなどアイデア
次第でいかようにも変容させ使うこともできるのです。

風呂敷でアレンジ

風呂敷をクッションカバーや枕カバーで使うのも素敵です。
文様も古典的な和柄の他、現代的なポップなデザインもたくさんあるので、自分の寝室や室内、
空間のコンセプトにあわせ風呂しきを選びインテリアの一つで活用することができます。

 

丈夫で耐久性に優れる綿素材が多いので、枕など寝具に応用するのも最適だと言えるでしょう。
応用することで個性的なインテリアの一つとして利用できるのです。

宿泊先のコロナ対策としても便利

風呂敷は、折りたたんで持ち運びも便利であり、常にバッグに忍ばせて持っておくと便利です。

 

いま、エコやSDGsの取り組みによって、スーパーや百貨店、コンビニエンスストアでもビニールや
袋を無料でもらえなくなってしまいました。

 

そこでカバンからさっと取り出し、どんなものでもくるんで運搬することができるので、一枚大判の
風呂敷を持っておくと日常生活で非常に活躍してくれます。そして風呂敷は、旅行にも持っていく
べきアイテムです。

 

現代は新型コロナ感染拡大が懸念される時代であって、いつどこで感染するかもわかりません。

寝具カバーとして

 

宿泊先の寝具なども安心して使えるのか、不安になることがあります。とくに顔が直接触れる枕のカバーなど、そこにウイルスがいるかもしれないと思うと眠れなくなってしまいます。

 

この場合でも手も血の風呂敷をとりだし、くるっと枕を包んで後ろで結べば安心して顔や頭を乗せることができ、コロナ対策として活躍してくれるようになるんです。

 

出先のベンチやいすでも、直接座るのが嫌だと思えば風呂しきをさっと敷いてそこに腰掛ければいいのです。このように、いつでもどこでも感染の対策として大活躍してくれるんです。

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名前の由来や形について

あずま袋の名前には由来があります。
あずまは「吾妻(東)」と書き、江戸時代の京都から見た東、つまり「江戸」のことをさします。

江戸時代よりもはるか昔から、日本では風呂敷にものを包んで持ち運ぶ文化がありました。江戸末期に西洋の文化が浸透しはじめ、西洋の鞄を真似しようとした江戸の庶民が風呂敷や手ぬぐいなどの四角い布を、まっすぐ縫い合わせるだけで鞄代わりに使えるようにしたものが始まりだと言われています。

風呂敷の始まり

風呂敷はものを真ん中に置き包む作業がありますが、この袋は鞄のようにさっとものを出し入れすることができたので、当時とっても重宝されたそうです。

こうして、江戸の庶民の知恵から作られたこの袋は「あずま袋」と呼ばれるようになりました。

風呂敷と同じように畳めばハンカチのように小さくなり、拡げて持ち手の部分を結べば鞄のように使うことができるため、最近ではエコバッグの代わりとして使われています。

着物をお召しになる方には前から親しまれていたものですが、最近はいろんなところで販売していたりご自身で作っている方もいらっしゃいます。

伝統文化を気軽に楽しむのにぴったりですし、ちょっとしたプレゼントにもおすすめですよ。

使い方やその魅力をご紹介

この袋の魅力は、一枚の四角い布をまっすぐ縫い合わせるだけで簡単に作ることができ、用途により様々な大きさで作ることができることです。

また、鞄の持ち手に当たる部分は離れているので、ものを入れた後結ぶことによって、持ち手の長さを調節することが可能です。

小さめに作れば、お弁当箱を入れるのにぴったりです。自分のお弁当箱に合わせて作れば、すっぽり入れたあとに一度結べば包むことができるので、小さなお子さまでも簡単に使えます。

大きめに作った場合は持ち手を長めに残して結ぶと、肩にかけてトートバッグのように使うことができます。

バッグとしての風呂敷

かごバッグのような閉めることができない形の鞄に入れれば、バッグインバッグになります。目隠しにもなり、また鞄を変えたいときもワンタッチで便利です。

風呂敷よりも形がしっかりしているため、使い勝手がよくおすすめです。

最近ではいろいろなデザインで作られているので、お好きな色や柄を選んでファッションに取り入れることもできます。

お裁縫が得意な方は、布選びから楽しんで作るのもいいですね。日本の伝統文化である風呂敷や手ぬぐいと同じように、あずま袋も暮らしに取り入れてみてはいかがでしょうか。